キャラ名、変えてますか?

RPGに「キャラ名を入力してください」というシーンは必要か否か、自分の感覚だけでは不安だったのでtwitterでアンケートを取ってみました。
姑息にも拡散希望的なテキストをいれた結果、なんと560票もいただいてしまいました! 自分自身のフォロワーさんの数の5倍くらいあります。ありがとうございます!


「そんなん場合によるとしか言えんがな」という方と、「変えないよ」という方がほとんどでした。
コメントをいただいたので、要約させていただきます。「その時次第」のさじ加減の参考になるかと思います。

  • べつにめんどいからではなく、世界観やキャラ設定を尊重したいので変えない
  • 主人公の名前を変えると感情移入しやすいので嬉しい
  • DQ3のようにキャラ設定がない仲間の場合は自分で決めたい
  • すでにキャラ設定があって独り立ちしているキャラの場合は変えない
  • MOTHERシリーズのように、命名することを含めて完成された演出がある場合は自分で決めたい
  • 名前をつけることで「自分のものにした」感覚があってプレイに身が入る、という側面もある

一般的なJRPGというか「ちかごろのRPG」の場合は、すでに仲間のキャラが立っている場合が多いので、仲間の名前をつける機能は使わない人が多そうですね。
主人公の名前は「プレイヤーは自分の分身」という堀井雄二先生スタイルを維持している場合は、やはり決められるようにしたほうがいいでしょう。ただ、その場合でも「デフォルト名」は用意したほうがいいかもしれません。
参考までに、ゼルダシリーズではリンクほど有名なキャラでも「主人公はしゃべらない感情移入の対象」スタイルなせいか、プレイ開始時に名前が変えられるようになっています。以前すれ違い通信で確認したところ、3割ほどの人が自分のあだ名らしき名前に変えていました。(逆に言うと7割は変えていないということですが…)

と、いうわけで、今作っている自分のゲームでは「主人公の名前はデフォルト名もあるけど変えられる、仲間はこちらが設定した名前のまま」という仕様でいこうと思います。
ありがとうございました!

エターナるフォースブリザード

作業の停滞を打ち破るために、先週末、エンディングまでの最低限必要なテキストを打ち込み終わったのですが、

設定を直したくなりました。

はい、エターナり決定!…うそです。ちゃんと最低限の手直しにします。

「爺メン」は75歳になって世間から取り残され、ドン・キホーテ状態になった勇者様のお話なのですが、その「世間とのギャップ」が全然描けていなかったことに気づきましてね。
剣と魔法の世界が過去のものであることを示すために、「銃器が開発された」「軽便鉄道が通った」なんていう小ネタを配置しておいたほうが効果的かな、と。幸い、ほんらいやりたかった「人の話を聞いていくうちに進む道が見えてくる」という古典的な謎解きの背骨を崩さなくても、調味料だけ変えることで味わいが増しそうです。いや、何言ってるかわからないと思いますが

「東の森の魔女に姫様がさらわれたので倒せ」

「東の団地の美魔女に姫様が誘惑されてセクシーアイドルデビューしてしまったので倒せ、団地の住民の迷惑にならないように」

とかちょこちょこ変えてみたいと思いまして。

…だんだん「俺が作った痛いRPG」になってる気もしますが。好きですよ、邦子さん。

3名様が高評価してくれたぜイェッフゥゥゥゥ!

YouTubeに製作途中の状態をアプしてみました。
その1(オープニング) https://youtu.be/wuswiuC8ZdY
その2(その続き、戦闘はカット) https://youtu.be/Y5G1sxOt6SE
高評価数/再生数 の割合がこんなに高かったのは、過去に別ジャンルの動画をアプした経験でもありませんでした。みなさん、ありがとう!

関連動画から、いくつか他の方の作品を拝見したんですが、勇者ネタやっぱり多いわ…… あんたも好きね。

タイトル画面はあえてこれ

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どーん。

70年代にテレビドラマが始まる時、ちゃんとしたタイトルバックの前によく挿入されていた、手書き字幕スーパーのイメージです。
さいきんだとこれが近いかな。
スクリーンショット 2016-02-02 21.24.34

タイトルロゴはプレステのツクール4が出てた頃…だから10年以上前かなあ、シャーペンでざっくり描いてたやつが出てきたのでスマホで撮ってペンタブでなぞりました。線がザリザリしてるのはあえて直しません。アナログくさくて面白いかなと。

仲間たちをしょーかいします

勇者・魔法使い・槍使い・僧侶です。

かおぐら

ドット絵が「過去の姿」、ふるふるした線のつたないトレースが「おじいちゃんおばあちゃんになった今の姿」です。
左上のおじいちゃんが あなた、主人公です。右下の金髪の「今の姿」はゲームができてからのお楽しみ。

線がへたなので気が向いたら手直しします。ここから表情違いをつくっていくわけですが、Photoshopの新機能「リンクを配置」で、目と口以外のところをひとつのPSDとして保存しておいて使い回すことにしました。

やったー顔グラできたよー


主人公だよー

VX Aceの顔グラエディタで作った画像をペンタブでなぞったよー MV版と違ってパーツがイロモノばっかりで実に面白いよー(正直に褒めている)

マジの話、顔グラエディタはVX Aceのほうがお気に入り。でも、解像度が変わってジャギジャギになってしまったので、殴り書きでなぞってみました。Yanflyさんとこのプラグイン紹介動画に出てくる手描き風アルドくんに思い切り刺激を受けましたが、「線にメリハリがない」って、こういうことを いうんだろうなあ。
敵グラフィックはÆkasicsさんのを使わせてもらうつもりなのだけど、絵が負けてしまいそう。でもここでつまづくといつまでたっても完成しないからこれでいいことにします。

いま勇者パロディをやるはずかしさ

「爺メン75歳」はスーファミ版のツクール2の頃からあったアイデアなのだけど、「75歳になった勇者」のお話です。
勇者といえば、最初に思いついた時から15年の間にパロディとして消費され、いったん廃れ、逆に今さら感が受けて蘇り、また手垢がついて前よりよごれてしまうという哀しいサイクルを経ているとおもいます。
いまスマホゲーで勇者パロディがかなり多いみたいで「そろそろ止めれ( ^ω^ #)ビキビキ」状態の人もいるみたいですが、自分では気に入ってるアイデアなのでツクってしまいますらよ。

以下は6年前…6年前!? 別ブログで紹介したプロットです。

15歳で世界を救った勇者も、
60年経って街の名物おじいちゃんになっていた。
野良犬に負けて警備隊に救護される始末。

そんななか かつて倒したドラゴンがよみがえってしまうが、
時代が変わってドライになった街の人は「迷信だ」と本気にしない。
幸いドラゴンも60年でちょっとよぼよぼになってるので…倒せるかも!?
と、街の「勇者保存会」に見送られながら 再び旅立つのであった。

持ってるんだけど もう重すぎて装備できない「伝説の剣」は荷物になるばかり。
呪文はど忘れするわ 看板の字は読めないわ 一晩寝ても半分しか回復しないわ
ステータス異常「ぎっくり腰」はしんどいわ
おまけにやっと仲間にした「勇者マニア」の若者は半日で逃げるわ…

老人ならではの「悪知恵」と ナガヤマ式快癒帯を身につけながらの大冒険!
ドラゴンは倒せるのか? あと伝統芸能の宿命「後継者不足」は解消するのか!?